ノスタルジック路線バスの旅>喜屋武岬…身を投げた人達もこの美しい風景を見たのでしょうか

おすすめのバス旅…沖縄《四日目その�A…喜屋武岬(きゃんみさき)》

※糸満ロータリー―（琉球バス交通１０７系統）→県営新垣団地入
口―（琉球バス交通）→【喜屋武】

※｢喜屋武｣バス停下車､喜屋武岬まで約1.8ｋｍ、徒歩約30分です。

　
　所在地：糸満市字喜屋武1156-2先

『喜屋武岬』…沖縄本島最南端の岬。
　　　　　　　観光地化されているわけではなく、トイレと休憩所
　　　　　　　はあるものの、土産物屋などは一軒もない、いわば
　　　　　　　ちょっとした「見晴らし台」といった感じの場所です。

　　　　　　　今は、目の前に青い海が広がり、海岸は断崖絶壁の眺
　　　　　　　めは、自然の美しさが際立つ沖縄においても、有数の
　　　　　　　美しさです。
　　　
　　　　　　　かつてここが、沖縄戦で米軍に追いつめられ、凄まじ
　　　　　　　い数の人達が、この岬から身を投げたのですが、その
　　　　　　　人たちの血で真っ赤に染まるほどの光景だったという
　　　　　　　ことは、信じがたい事実です。

　　　　　　　ここから身を投げた人達も、この美しい風景を見たの
　　　　　　　でしょうか･･･。

　　　　　　　展望台横のひときわ目を引く、大きな青いモニュメン
　　　　　　　ト「平和の塔」は、沖縄戦で戦火に追いつめられ、こ
　　　　　　　こから身を投げた人々の鎮魂を願って建立された慰霊
　　　　　　　碑です。